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遺言書


一般的な方々は“ゆいごんしょ”と読む人が多いでしょうが、法律の世界では“いごんしょ”と読みます。
映画やドラマ等では、死の淵にある老人や病人が、意を決して筆を走らせて“遺言”と書かれた白い封筒に
入れて、大切に保管する・・・。というものが良く見受けられますが、法律上は数種類あり様々なのです。

※詳しく知りたい方向けの資料です。法務省:民法第五編(相続)第七章(遺言)第2節(遺言の方式)

・自筆証書遺言(民法968条)
・公正証書遺言(民法969条)
・秘密証書遺言(民法970条)
・危急時など特別方式の遺言(民法976条~984条)

各種の遺言書の長所短所の早見表です。
  自筆証書遺言 公正証書遺言 秘密証書遺言
証人か立会人 不要 必要 公証人1名
証人2名
に遺言書を提出
筆 者 本人 公証人(口述を筆記) 自筆が望ましい
署名捺印 必要 本人・証人・公証人 本人
封書に本人・証人・公証人
日 付 年月日を記載 年月日を記載 年月日を記載
検 認 必要 不要 必要
長 所 秘密性が高い 保管が安心 保管が安心
秘密性が高い
短 所 保管が困難 秘密性が僅かに低い 時間が掛かる


注意事項

遺言書の内容で、自分に不利な文言を発見したときに、隠蔽工作したくなるのは心情なのかもしれませんが・・・。
しかし、実際にしてしまうと罰せられる上に、相続する権利を失う可能性(相続欠格事由)があります。


相続欠格事由(民法891条)

1.故意に被相続人又は相続について先順位若しくは同順位にある者を死亡するに至らせ
又は至らせようとしたために、刑に処せられた者
2.被相続人の殺害されたことを知って、これを告発せず、又は告訴しなかった者。
ただし、その者に是非の弁別がないとき、又は殺害者が自己の配偶者若しくは直系血族であったときは、この限りでない。
3.詐欺又は強迫によって、被相続人が相続に関する遺言をし、撤回し、取り消し、又は変更することを妨げた者
4.詐欺又は強迫によって、被相続人に相続に関する遺言をさせ、撤回させ、取り消させ、又は変更させた者
5.相続に関する被相続人の遺言書を偽造し、変造し、破棄し、又は隠匿した者

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