神戸市で司法書士に「代書屋」「事件屋」「地上げ屋」など一般人には分かりにくい言葉でお悩みの方はご相談ください。
トップページ > 代書屋・事件屋・地上げ屋について

代書屋・事件屋・地上げ屋

代書屋(だいしょ や)とは


上方落語の演目の一つで、落語家の4代目桂米團治が副業として代書人(一般代書人との説)を営んでいた経験か
ら創作した新作落語の「代書屋」という言葉が広く一般に認知され、代書人と代書屋がよく似た意味合いで使われる
ようになったと考えられています。現在でも、老齢者の中には司法書士や行政書士を一括りに代書屋と呼ばれる方
が見受けられます。Wikipediaに落語の粗筋や背景について解説があります。



現在の司法書に至るまでの歴史的経緯


1872年(明治5)8月3日
日本の法制度を支える3つの職能として、証書人・代書人・代言人が定められました。
 ・証書人は、現在の公証人
 ・代書人は、現在の司法書士と行政書士を合わせたもの
 ・代言人は、現在の弁護士


1919年(大正8)4月9日
司法代書人法が制定され、司法代書人と一般代書人(現在の行政書士)とに分離されました。
現在の司法書士へとつながる制度が誕生しました。


1935年(昭和10)4月2日
「司法代書人」の名称が現在の「司法書士」に改められました。


2003(平成15年)年7月28日
100時間の研修と認定試験の合格を経て、簡易裁判所における訴訟代理が可能となりました。
(同時に、140万円以下の争いに限り、裁判所外でのいわゆる示談交渉権も取得しました。



事件屋(じけん や)とは


学術的に明確な定義があるものではありませんが、弁護士などの国家資格を持たずに個人と個人・個人と法人
法人と法人など時には行政を相手に、あらゆる紛争の間に入り込み違法・合法を問わない手法で金銭的利益を
得ようとする人々を指し示して使われる言葉とされているようです。近年、様々な士業に限定条件付で代理権
(いわゆる示談交渉権)が認められる流れがありますが、非弁行為(弁護士法72条違反)として無資格者だけに
留まらず有資格者も検挙される例が散見されます。


事件屋というものに一般の方々は触れる機会は皆無でしょう。それらは、裏稼業(整理屋・サルベージ屋・示談屋
総会屋・B勘屋.etc)などと呼称され強い危険性を内包している事からも避ける事が賢明だと思われますし、それを
強くお薦めします。法律に関するトラブルが発生した時には、案件の専門性に応じて、弁護士・司法書士・行政書士
公認会計士・税理士・弁理士・不動産鑑定士・海事代理士など正規の有資格者に相談してください。



事件屋という生業が垣間見られるかもしれない小説・漫画・アニメ・映画などの一例
※内容の正確性を保証するものではありません。
※書名をクリックするとアマゾン社につながります。


事件屋稼業』(谷口 ジロー)、『事件屋悠介』(清水一行)、『ナニワ金融道』(青木雄二)、『ミナミの帝王』(天王寺大)
カバチタレ! 』(青木雄二・田島隆・東風孝広)、『極悪がんぼ 』(田島隆・東風孝広)
クロサギ』(夏原武)、『総会屋錦城』(城山三郎)、『「闇金ウシジマくん』(真鍋 昌平)などその他多数


地上屋、地上げ屋(じあげ や)とは


1980年代後半~1990年代初頭の日本は、バブル期と呼ばれ空前の好景気により異常とも言える地価高騰に、社会が
沸いていました。その頃、活発に暗躍していたとされています。大通りに面した細切れの土地を複数購入し、地価上昇
を見越して一纏めの大きな土地にして転売益を稼ぐというモノが一般的ですが、バブル後期には投機的な動きが加速
し一般人も参加する事態が見受けられました。


地上げ屋と事件屋は、時に密接な関係を有していたとされており、目的達成のため強硬手段を用いることも度々あり社
会問題となっていました。また、地上げにからみ違法性・事件性を有する物件を取り扱い、業務停止や資格剥奪の憂
い目にあった有資格者の話には枚挙に暇がありません。


関連するものに、地面師(じめん し)と呼称される詐欺集団なども、各時代の中で暗躍していました。
野口昌宏教授(大東文化大学法学部法律学科)が地面師について解説されているページがあります。
七戸克彦教授(九州大学大学院法学研究院)の地面師について触れられている論文(PDF)があります。
>>>論文名「不動産物権変動における公示の原則の動揺」


詳しい解説を掲載するページ・こぼれ話・その他サービスの紹介サイト